ステイン(着色)が付きやすい悩みの方へのエアフロー・クリーニング

東京都世田谷区の豪徳寺にある歯科医院 西原デンタルクリニックです。
9月も終盤ですが、引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めています。下記のポスターにもありますが、皆様にはアルコール含有量70%のジェルで手指消毒のお願いと、マスクは治療やケアの際のみ外して頂いています。

お一人お一人の方のご協力に支えられている当院です。

写真の方は、飲み物はコーヒーを愛飲されています。
ご自宅やオフィスで息抜きに、一日、数杯は飲まれるそうです。
歯並びが不揃いなため、歯磨きが上手くいっているかのチェックと同時に、コーヒー由来の着色除去のクリーニングをメインに3か月毎に来院されます。

磨き残しをチェックするために、プラーク(歯垢)を赤く染め出しています。茶色っぽい着色も全体に付いています。
赤く染め出された部分は、歯科医院専用のブラシでお掃除。

当院では、1本1本の歯に付いたステイン(着色)除去には、歯の表側、裏側にエアフローを用いたクリーニングを行います。エアフローは、ステイン(着色)の付き具合に応じて、3種類を使い分けます。吹き付ける粒子の細かさが違うので、どの人にも同じものを使うことはありません。

エアフローは、ステイン(着色)の付き具合で、どれを使用するか選びます。
イメージとして、こんな感じでエアフローを使用します。
ご本人の本来の歯の色に戻りました。舌で歯を触るとツルツルです。

ステイン(着色)は、放置されればされる程、歯にこびりついて除去しにくくなります。特に、コーヒーとタバコのヤニがミックスされたステイン(着色)が長年に亘る状況では、簡単に除去出来ない場合が多いです!

頑固な着色や歯石の量の多い場合は、いろいろなツールを使用します。

例えるならば、家のお掃除と同じで、水回りや換気扇の汚れ具合では、かなり大変なことになりますよね!?いわゆる歯のお掃除、歯石除去、クリーニングと呼ばれるものも同じように思ってください。
かつて、10年間程は歯科医院へ行くことがなかった方で、ヘビースモーカーの方のステイン(着色)除去メインのクリーニングの施術中に、タバコのタールが出てきました。大体、一番奥の歯の後ろ側に付いていましたが、そのような場所になると、ご本人も全く気付いていません。

歯科医院に年単位でご無沙汰の方は、ステイン(着色)もさることながら、歯石の量も多いです。

最後に:当院の歯のクリーニングの最大の特徴は、患者さんのむし歯、歯周病、ステイン(着色)の状況に応じて、マイクロスコープやルーペ(拡大鏡)を用いて、歯を拡大して見ながら、精密に丁寧に行います。歯をきれいにするだけが目的ではなく、歯の詰め物やかぶせものの状況のチェックや、詰め物やかぶせものをむやみに傷つけないためでもあります。特にレジン系の材料を使用した詰め物やかぶせものには、クリーニング時に使用する道具類で微細な傷が付きやすいため、注意を払います。

ご注意:ステイン(着色)除去希望の歯のクリーニングは、保険治療では出来ません。保険治療は痛み、しみる、歯の詰め物が外れた等の、疾病に対して使えます。ステイン(着色)除去は、見た目や外見をよくする治療のため、保険適用外になります。
エアフローを使用したステイン(着色)除去の歯のクリーニングは、30分1コマ¥4,000(税別)になります。その方の着色がどの程度付いているかにより、所要時間が変わります。

歯並び、ステイン(着色)除去のクリーニングの過去のブログはこちら

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