麻酔の針の痛みを和らげる事前の工夫:歯ぐきの表面に塗る表面麻酔を使用します

東京都世田谷区の豪徳寺にある歯科医院、西原デンタルクリニックです。
暑い日々が続きますが、新型コロナウイルス感染防止対策として、換気をしつつ、受付正面にはアルコール濃度70%を含む手指消毒用のジェルを置き、ケアや治療の前にはイソジンでお口の洗浄をして頂いています(イソジンにアレルギーをお持ちの方には、他のうがい薬を使用して頂いています)。

ゴーグル、フェイスガード等を使用して、ケアや治療に臨んでいます。当院で出来る範囲の新型コロナウイルス感染拡大防止対策を日々、行っています。

歯科治療では、むし歯、歯周外科処置、抜歯等、麻酔の使用頻度が高いです。
麻酔は、治療中に痛みを感じないようにするためのものですが、患者さんにとっては、麻酔の針を刺される痛み、不快感を感じる方が多いです。当院では「いきなり刺された感じ」が無いように、事前に準備していることがあります。

麻酔の処置を行う前準備として、歯肉の表面に表面麻酔を塗る
歯肉の表面に塗るジェル状の麻酔があります。
バナナ味の風味で、ほんのり甘い香りや味です。
この処置を行うと、麻酔の針を刺す時の痛みの感じが軽減されます(個人の感覚によりますが、あくまでも軽減されるとお伝えします。決して無痛ではありません)。
一般的には、制限された予約時間で行う処置の麻酔の処置ですが、針を刺す痛みを軽減するためには、毎回、このような処置を行っています。

表面麻酔のパッケージにはバナナの絵があります。ふだん、皆様の目に入ることは無いと思いますが、少しは緊張がほぐれるでしょうか?

番外編
麻酔の処置後、どなたも血圧の数値が上がります。
血圧の高い人には、安全のために、処置前から血圧計を使用します。
ご自身の血圧の数値を把握していない方の場合も同様に、処置前に使用します。
意外なことに、自分では健康で問題が無いと思われていても、当院で血圧の数値を初めて知り、その数値の高さから歯科治療どころではなく、内科で高血圧の治療を始めるべきという方も数名いらっしゃいます。そのような方には、歯科治療よりも先に、内科で血圧を診て頂くようにおすすめしています。

麻酔の針の痛みを和らげる工夫、血圧計についての過去のブログはこちら

麻酔の痛みを和らげる工夫 

血圧計を使用して、安全な治療を