正しい手指の消毒の仕方をご存じですか?

当院は東京都世田谷区の豪徳寺にある歯科医院です。
出来るだけ歯を削らないことをモットーに、治療はもとよりクリーニングなどの予防ケアを大切に考えて取り組んでいます。

今回は、アルコールを含む消毒剤で行う、手指の消毒についてのお話です。
手のひらに消毒剤をためた後に、正しいやり方で消毒を行わないと、効果が発揮されません。
一番肝心なポイントは、指先、特に親指が忘れられがちです。

1、手が乾燥した状態で使用します。消毒液をこぼさないよう、ボトルから、手のひらにためます。

2、手のひらを丸めて消毒剤をため、指先を消毒剤に浸します。

3、反対の指先も同様に浸します。

4、手のひらを合わせて指の先まで擦りこみます。

5、さらに指の間にもよく擦りこみます。

6、手の甲に手のひらを合わせて、指の間に擦りこみます。

7、親指を手のひらで包むように擦りこみます。

8、手首をもう片方の手で包み、ねじるように擦りこみます。乾くまでよく擦りこんでください。拭き取る必要はありません。

人は何かを持つ、つかむ際は、親指を必ず使います。
親指以外の指に丁寧にすりこんだら、親指にも必ず擦りこむことを忘れずに!

当院の入り口すぐの場所にも、コロナウイルスを不活性化出来るアルコール濃度70%の消毒剤と、その目の前に正しい手指の消毒方法のポスターを掲示しています。消毒の方法が分からない際は、ご覧ください。
株式会社ジーシー 歯科診療における院内感染対策を参考にしました。

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緊急事態宣言解除後も、安心・安全への取り組みは変わりません