2020年2月9日　早く、確実な“根管の拡大と充填”を目指す
　当クリニックにおいて、歯の神経の処置＝根管治療においては、ニッケルチタン合金のドリルと、ドリルの回転、トルクをコントロールできるエンドモーターを使用して行う事が多くなっています。当クリニックで使用している機器のより習熟を目指すため、 実習セミナーに出席しました。
講師は、松島 潔 先生、五味 博之 先生でした。

　トルクや回転をコントロール出来るエンドモーターの発展普及により、根管治療はより早く、確実に治療出来る可能性が高まりました。また、ラバーダムの使用とマイクロスコープを併用して使用することで、神経の処置における成功率も上がります。

　業界向けの話になってしまいますが、この実習セミナーでかねてよりデンタルショーで発売予告されていました、マニー社製ニッケルチタンファイル　jizai　を使用できました。

　エンドウェーブよりは柔軟性がありましたので湾曲根管には向いているかと思いますが、柔らかい故に切削性はもの足りない気がしました。発売前の製品でしたが、一足早く一般開業医の立場で製品に触れる事が出来ましたのは有意義でした。

最近の根管治療セミナーに関連するブログ
　今年初めての勉強会　根管治療について　　　　　　　　　
　歯内療法実践セミナー　出来るだけ歯を残す精密根管治療　
　1dayハンズオンコース　出来るだけ歯を残す精密根管治療