半年ぶりにレジンのセミナー参加

会場は東京上野。不忍池は秋の景色でした。

 東京都世田谷区の豪徳寺にある歯科医院 西原デンタルクリニックです。
10月18日は、秋本 尚武 先生がフロアブルレジンについて講演されるセミナーに
昨年に引き続き今年も出席致しました。コロナ禍で3月に行われたCTの勉強会以来の、半年ぶりの会場に出向くセミナーでした。セミナー主催のメーカーさんは、厳重な感染対策を取られて開催されていました。

 レジン充填(ダイレクトボンディング)をここ10年ぐらいかけて勉強してきましたが、秋本先生のハンズオンコースに出席したのが最初のスタートでしたので、感慨深いものです。

講演開始前のひとコマ

 著名な先生といえど、材料の進歩や基礎的な研究から得られる新しい知見等により、治療の内容が変わってきていますので、この様なセミナーに出席して、より良い結果を出すためのヒントとなる気付きは重要です。今回のセミナーでも根拠に基づいた、柔軟な発想は大切な事だと再度認識しました。基本的な手技等は一般的にはある程度確立していますので、そこからより上を目指すのであれば、小さなものをこつこつ積み上げるしかありません。ダイレクトボンディングもレジン充填の一つですので、今回のセミナーは大変参考になり、少し、より早くより上手になったような気がします。

講演開始前のひとコマ

雑記
 今回のセミナーは、厳重なコロナ対策のため人数を絞って12人位だったかと思います。セミナー運営を考えると、感染対策下での少人数では難しいので、この様な講演会を開催して下さったメーカーに感謝です。会場に人を集めて講演する勉強会は、軒並みに延期、中止になっていて、今後も当分の間はオンラインセミナーが主体となりそうです。ただ、もとから少人数のハンズオンは、ぼちぼち始まっているようです。

 前回のセミナーでは出席された先生のほとんどがフロアブルレジンを使用されていましたので、臨床での使用率は高いのかもしれません。ちなみに、秋本先生は、現在フロアブルレジンのみを使用されているとのことです。


過去のレジン、ダイレクトボンディングの記事はこちら

奥歯の歯を出来るだけ残すダイレクトボンディング  

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