ラバーダムの種類と使い分け

 当院では、ダイレクトボンディング、精密根管治療においてラバーダムを使用します。今回のブログはマニアックな内容ですが、唾液(細菌)、湿気から守るには必須アイテムゆえ、いくつかご紹介します。

大きさ、厚み、立体感、違いのあるラバーダム。

 写真正面の左上部にある水色の立体的なラバーは、ダイレクトボンディングに使用します。適度な厚みがあり、歯とのフィット感がよく、ずれないので使いやすいです。前歯用、奥歯用の2種類があります。

 写真正面の右上部の紺色のラバーは、大変伸びが良いので、奥歯を治療する時には、よく用います。おもちみたいに、ぐーんと伸びます。

 写真下部のグリーンのラバーは子供から大人まで、幅広く使えるので、一般的な治療に使用します。

 今回の内容は、ご覧になられている方には、すぐに役に立つ内容ではないかもしれませんが、治療目的のために、ラバーダムの大きさ、厚み、伸び具合等で使い分けるので載せました。