血圧計を使用して、安全な治療を
歯科は外科処置を行うことが多く、その際、痛みを感じなくするため、麻酔を使用することがあります。しかし、麻酔液の成分で、血圧が上がる傾向にあります。
そのため、日頃から血圧の高い方、血圧を下げるお薬を服用されている方、循環器系に問題がある方には 、 注意深く問診(健康状態、血圧の数値、服用されているお薬、主治医の先生の注意等)などはお伺いします。時には、安全のために、当院の院長から、患者さんの主治医の先生に宛てて、お手紙を書くこともあります。血圧を計ったことのない方には、これもまた安全のために計らせていただきます。 安全に治療が行える見通しが立ってから、血圧計を使用して、治療に入ります。
高齢化社会を迎えて、歯科においても患者さんの全身状態について注意を怠らないようにする時代になりました。皆様も、健康問題で変化がありましたら、すぐに教えて下さることが、お互いの安全につながりますので、よろしくお願いします。