必ずルーペ(拡大鏡)を使用してPMTCを行う理由

 歯の治療にルーペ(拡大鏡)やマイクロスコープを使用するのは、当院では日常の光景ですが、歯のクリーニング(PMTC)にも使用します。裸眼でのPMTCはあり得ないと思う理由を記します。

 裸眼で見える範囲は、術者の視力に頼るしかありません。

マイクロスコープは歯の治療だけに使うとは限りません。

 一方、ルーペやマイクロスコープは裸眼で見えるポイントを拡大していくため、ピンポイントで確実に「見える」ことが出来ます。この「見える」ことは、裸眼での経験や勘所に頼らないので、「見える」次元が異なり、過剰に歯を触る必要がなく、知覚過敏を防ぐことも可能です。さらに、歯と歯の間、歯肉に入り込んだ歯石除去が必須ですが、これらを使い分けることで、歯石の取り残しを防ぐことも出来ます。

PMTCでは「キュレット」使用がメインで、ていねいに歯石除去します。

 当院では、歯石、着色の付き具合、歯周ポケットの深さ(4mm以上の数値があるか、ないか)により、1コマ30分単位で、クリーニングにかける総合的な時間を決めます。本格的に取り組むべきクリーニングとは、むし歯、歯周病を防ぎ、美味しくお食事が出来て、体の健康にも寄与するものでありたいと考えています。そのためには、ルーペ、マイクロスコープ使用が必須です。