コーヒー、タバコの着色、歯石を徹底的にクリーニング
ご本人は「むし歯、歯周病を気にしたことがなく、日常で困らなかった」と、数年間、歯科医院に足は向いていなかったそうです。着色が気になったけれど、忙しくて、今に至るということでした。
初診のため、むし歯や歯周病等の検査を行いました。現状は今すぐ治療を必要とするところは無いので、着色の改善や歯石除去の提案で、ご納得されました。
クリーニングは2通りあり、保険と保険外のどちらかを選んで頂きますが、「保険のクリーニングで短い時間のために、何回も通うのは嫌だから、まとめた時間で出来るものを」ということで、保険外のクリーニング(PMTC)になりました。
大きな歯石は、超音波でチップを振動させて除去します。
その後、キュレットを使い、手で丁寧に、除去します。
エアフローで、着色を飛ばします。今回は重曹のパウダーでした。
研磨でツルツルピカピカにした後、虫歯予防のフッ素を塗ります。
コーヒーを飲み、タバコで茶色くなった歯も、素の歯の色になりました。歯石除去も含めて、施術に2時間かかりましたが、鏡でご覧になられて、満足されました。
保険内のクリーニングでは、保険のルールに則り、歯石除去になります。1回当たり15分程の時間で数回の来院が必要です。
保険内では、エアフローによるステイン除去や、むし歯予防に効果があるフッ素の使用は、保険外になるので使用出来ません。
保険内、保険外共に、時間の内容の違い、施術内容の違いがあります。
着色が気になる方は、まとめた時間を作り、素早く終わらせた方が、結果にご満足出来るかと思います。
クリーニングに関する過去のブログ
歯石除去こそ、最初の検査が肝心です
必ずルーペ(拡大鏡)を使用してPMTCを行う理由
半年ぶりの歯石除去の現実
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